「では、授業を始めます。教科書の・・・」



退屈…。



窓の外を見ながら、自分の世界に入った。



この学院は幼稚園~大学まである、それだけに学院の規模がはんぱない・・・



図書室は日本一の大きさと言われており、プールは室内でしかも温水。



お風呂は露天風呂、さらに森や湖、教会まである。



学院から少し歩くと寮があり、多くの生徒がそこで生活しているらしい




無駄に広い気がするのは、私だけ?



と、思っていたときだった…




「それでは、今日転入してきた宝城院さん。教科書の本文を読んで下さい。」




「えっ・・・」