教師が説明し終えると、各々練習を始めた。



「なあ・・・、惺來。」



と、小声で話しかけてきた隼人



「なんですか?」



「あのさ。俺…音楽ニガテなわけ・・・。

んで、わかんないから、教えて欲しいんだけど・・・いい?」




「いいですよ。」



ふぅっと息を吐いて承認




さわやかスマイルこと草凪隼人は音楽がニガテ・・・




いや、ニガテなんて言葉だけでは足りない、ちょー苦手だ。




バイオリンを弾くどころか、指を置く場所すらわかってない・・・




世話が焼ける・・・




「ありがとな!」




そう言うと、隼人はテストを受けに行った。




はぁ、やっと終わった・・・



なんか、すんごい疲れちゃった・・・