「ここが、聖蘭高校かぁー。綺麗な所だね!!」



校門をくぐってすぐに、大きな噴水と、たくさんの花が植えられていた。




「あっ、そうだ!!学校では俺に話かけんなよ!!」




「えっ!?なんで?」




「なんででもだ!!じゃっ、俺はこれで」




「あっ、ちょっと職員室の場所は…って、行っちゃったよ…」



涼介君は、振り向くこともなく、スタスタと行ってしまった。





この…薄情者ー!!!





.