レジに持って行くと、涼介君も一緒に並んでる。


ヤバい…

ピーマンがバレる…




しかも、店員さんは、1つずつ言いながらレジを打ってるし…



「・・・豆腐が一点、ピーマンが一点、玉ねぎが一点・・・」


こりゃあ…確実にバレてますよね…





あたしはチラッと涼介君を見た。



「・・・」




あれ?
何も言わない?



ただ、涼介君はカゴの中を見てるだけで…




「お会計\2673頂戴します。」




店員さんの元気な声で、あたしは、慌ててバックから財布を出そうとしてたら…



「\5000お預かりします。」



先に、涼介君が出してくれて、会計を済ませてくれた。




「ありがと…」




「別に…」




あたしは、涼介君にお礼を言いながら、袋に詰めた。




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