一方部屋の中では話し合いが行われていた。



銀髪の男の隣には、アナスタシアがちょこんとお行儀よく座っていた。


くつろいだ様子の銀髪の男とは対照的だった。



そして、ソファの背には中性的な人物が腰掛けていた。


その体はとても細く、スタイルが良い。


かすかに膨らんだ胸のおかげで、ようやく女だと分かる。


彼女は茶色のショートヘアを無造作にかきむしり、トパーズの瞳を伏せていた。



「私、そんなことココに言えないわ。」



口火を切ったのはアナスタシアだった。