『ねみー・・』

目をこすりながら彼が言う。

「あの、ほんとにごめんなさい!」
『あー、これ、あんた?』

低い声と単語にびびるアタシ。
負けないで謝れ!(?)

「はい、花に水かけてて・・」
『ふーん・・、つか、誰?』
「えっ?あっ、大橋春」
『まあ、どうでもいーや。』

どうでもいいのか。

『じゃー、俺、行くわ』
「あ、あの、タオルとか・・」
『別に大丈夫ー』