「悪いって。だいたい夏姫がぼーっとしてんのがいけねーんだろ」 あ、シロちゃんって言うのはこの人。 ぶっきらぼうだけどホントは優しい男の子。 「ぼーっとなんかしてないもーん…」 そういいながら遠くまで転がっていったボールを拾いにいく私。