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「にしても海燕、あんなリボンよく持ってたな」
隊舎に帰る途中で残夏が言った。

「あ、ああ…あれは、その…浮竹隊長にもらったお菓子についてたラッピング用のリボン」ボソッ



「……おまっそんなのあげたのか」残夏爆笑。



「わっ笑うな!質より気持ちだ!それに浮竹隊長にもらったものだし、きっと高級…いや!高級に決まってる!だからいいんだっ!」



海燕は恥ずかしそうにそっぽを向いてしまった。