「これは俺とおまえの約束の印。このリボンが有る限り俺は夏姫を忘れないし、夏姫も俺を忘れない…だろ?」

「…うん!」



そして海燕さまと指切りをした。

海燕さまの手は私よりだいぶ大きくて頼もしかった。


「大切に扱えよ?んじゃ俺たちはそろそろ行くから夏姫もがんばれよ」