「どうだ?なる気あるか?」 「……なる!夏姫、死神になるっ」 考えるより先に勝手に口が答えていた。 それほどに私にとって海燕さまは魅力的な存在だったのかもしれない。 この人は私の知らない世界を知っている。 私の知らない世界をあなたと一緒に見たいから。