翌日

「昨日上手く逃げれたか?」

エドがシンに訪ねていた

「あぁ大丈夫だったよ」

「そっか。しかし、凄かったよな?」

「だな」

「俺達にあんなにファンがいるなんて」

「だな」

「この学校じゃ、ジノだけだもんな?」

「だろうな」

「…ちょっと聞いてみよ」

そう言ってエドはクラスの女子へ近づいた

「あのさ…」

エドが話かけると周りの女子が騒ぎだした

「遠藤くんが話かけてる!」

「羨ましい!」

ざわつく教室


「エド!戻ってこい」

シンがエドを呼び戻した


「なに?どうした?」

「心配すんな。この学校でもお前は人気だよ」

微笑むシン