こんなこと、さっきの女には絶対しないわ!そうよ、私だけよ!やっぱり私はジノにとって特別なのよ!!

レイは心の中でガッツポーズを決めていた


「熱はないな」

「うん、ちょっとフラついただけだから大丈夫」

と微笑むレイ

「……エド、お前なにボーっとしてんだよ?」

エドに気づいたジノが肩をポンと叩いた

「えっ?あ、いや…なんとなく」

笑うジノ

つられてエドも笑うが苦笑いだった


そしてジノは屋上へと向かった