教室に戻ってきたレイはシンに飛びついた

その光景を見ていたエドは固まった


「どうした?」

シンが優しく問いかけた

「一緒だった…」

「なにが?」

「腕の振りほどき方が一緒だった」

泣きそうなレイ

「あたしと誰だかしならい女と、腕の振りほどき方一緒だったッ…」


そこへジノがやってきた

「なんだお前ら付き合ってんの?」

ハニカむジノ

その言葉に凍りつくエド


レイはガバッとシンから離れる

「付き合ってねーよ」

優しく答えるシン

「ちょっとレイがフラついたから受け止めただけだよ」

「そうなのか?」

頷くレイ

「大丈夫か?」

そう言ってジノはレイの額に自分の額を当て熱をはかった