楽しい雰囲気に包まれているVIPルームで唯一イライラしているのがレイだった
レイが睨んで見つめている先にはジノと桜花が楽しそうに会話していた
「レイ、気になるなら割って入れば?」
シンがレイの隣りに座った
「ダメよ!あっちは大人なのよ!?今、ココであたしが割って入ったらガキって思われる!今は我慢なの!」
鼻で笑うシン
「何が可笑しいのよ?」
「いや、別に」
「…?あ!あの女!またジノに触れた!!」
悔しがっているレイ
「アイツ、さっきからベタベタしやがって」
「レイ、言葉遣いが汚くなってるぞ」
「うっさい!今はそんな事言ってられませんことよ!!」
笑うシン
レイは歯を食いしばって2人を見つめていた