「ジョイ達は?」

助手席のシンがエドに訪ねた

エドは音楽のボリュームを絞った

「なに?」

「ジョイ達は?」

「あー、あいつ等は俺達と道が逆だからさ、あいつ等はあいつ等で来ることになってんだよ」

「そっか…てかよ!寒いわ!!」

「ははは〜!やっぱり?俺も結構前からそう感じてた!」

ガハハと笑ってるエド

「夏ならまだしも、まだ春だぜ?…クソ寒ぃぜ」

「ま、もう少しで着くから我慢ガマン!」

「我慢ガマンじゃねーよ!」


前の2人の会話を聞きながらジノは空を眺めていた


その日の夜は綺麗な満月が輝いていた