「止めろって!!」
シンがエドを止めた
岩波もシンの声に少し冷静になり席に座った
そんな様子をみて担任は
「じゃ、ちょっと落ち着いた所で出席とるぞ。次、騒いだらみんな欠席扱いにするからな」
と微笑み出席をとり始めた
教室には嫌な空気が流れた
一方、屋上に向かったジノはというと…
のん気に屋上に設置されているベンチで眠っていた
そして昼の時間になると仲間が屋上へやってくる
「おい、ジノ。起きろよ。」
ジノを起こしたのはエドだった
「ん?なんだよ?」
「昼だよ、昼!」
「あぁ…いらねー」
ジノは起き上がり煙草をポッケからだし火をつけた
「また見つかったら停学くらうぞ?」
シンが苦笑いで言った
「頼めば停学なんてなんねーよ。昨日までの停学は俺が頼んだんだよ。」
「え!?停学にしてくれって頼んだのかよ!?」
「あぁ、かったるかったからな」
「流石、大財閥の息子」
エドが笑う