『…秀斗。』


『え?』


『結城じゃなくて秀斗って呼べ。』



『わかった。しゅ…秀斗って呼ぶ!!』



『くるみ、泣きたくなったら俺に
電話な?俺を頼れよ…。』



初めて頼れる人を見つけた。


なんだろ…秀斗といるとすごい

気持ちが楽になる…。



『うん。わかった。』


このあと私は秀斗と赤外線で
アドレスを交換した。



そしてその日は滅多に減らない
携帯の電池も1日で切れた。



これが、私と秀斗の出会い…