『ん…ここ…』

よく見覚えのある部屋。
馴染んだ制服。

『…死ねなかったの?』

少女は大粒の涙を流し、泣いていた

?『初めまして。僕は貴方の影。』
『!?』

いきなり現れたものだから、少女は驚いて飛び上がった。

?『貴方の心を…奪うためにきた。』
『何を…言ってるの?』
?『…殺しに来た』

!?何を言っているの…?私のことを殺しに…?
『その話…本当?』
?『もちろんです』
『なら…』

もういっそ早く死にたい…

?『クスッ…』

!?何を笑っているんだ、この人は…
目の前が真っ暗になっていった