「あっ、愛梨先輩っ。彼氏が来ましたよ~!」




えっ!?




後輩の声に慌てて振りかえると、





そこには、安元くんが立っていた。















「彼氏じゃないからっ!」




「ホントですかぁ~?怪しいなぁ……」




「家がたまたま近いだけで、別に……」




「愛梨先輩、顔が赤いです」




「ウソっ!?違うよ、違う!あたし、赤くなんてないからっ!!」




ただ興奮して赤くなってるだけなのに、この子たちはなんてことを言うんだろーか。





もうっ……。