「はぁぁ…羨ましっ!」

裕香は足をじたばたさせた。

−ガラッ−

「席つけ〜。」

「あっ!先生来たから後でね。」

あたしは慌てて席についた


魁斗に…悠…それに唯十…

昨日は本当散々な目にあったよ…

でも…悠が唯十のこと知ってるとしたら…

まさか!唯十も王子様だったりして!?

いやいや…確かにカッコいいけど、流石に無いだろう…。

「これで、ホームルームを終わります。」

「きりーつ。」

学級委員の声がして慌てて立つ

「礼」

「「ありがとうございましたー」」

はぁ…やっと長いホームルームが終わった。


ふと、裕香を見るとまだふてくされていた