足が痛かったから少し休憩とばかりに教室に向かった。 窓際の席に着いて目を閉じて外から聞こえる体育祭の音を聞いていた。 「はぁ~」 またため息。 この3週間、あたしは安藤くんを避けっぱなし。 自分が何をしたいのか分からなくて、勝手に焼きもち妬いて。 ほんと自分勝手。 また涙でてくる。 「安藤くん、ごめんなさい…。」