「圭。」


名前を呼ぶ声のほうを見るとそこにいたのは寺崎遥香だった。


「なに「あれ?遥香も補習だったのー!?」


俺が話すのとどうじに来たのはあすみ。


「そうそう!めんどくさくてさぼってたんだけど圭がいるって聞いてきたの!」


「「「え?」」」


俺と俊司、それとあすみの声がそろう。



「何か補習終わったあとに3人で勉強してるんでしょ?

良かったらあたしも仲間にいれてよ。」


俺のほうを見てそう言ってくる寺崎。


「あたしはいいよ!
安藤くんの教え方分かりやすいから補習よりいいよ!」


あすみがそう言うと


「うん、分かりやすいよね!あたしも教えてもらったことあるから。
じゃあよろしくね!」


さっそく今日から4人で勉強することになった。