「っっっだぁーーーー!」 トイレに入るなり変な声が出てしまった。 何意識してんだあたし!!! 安藤くんはただ勉強教えてくれてるだけなのに。 だいぶあたしは安藤くんを意識してる。 それは自分でもわかってるんだけど… どうしても踏み出せずにいるあたし。 その勇気のなさに後悔する日がすぐ近くまできていた。