こういうとき、どうするのがいいのか分からずとりあえず隣のイスに座ってあすみの頭に手を乗せた。


しばらくすると小さな声であすみが話はじめた。


「ごめんね、安藤くん…」


「俺は全然大丈夫だよ」



「さっきの、元彼なの。

っていっても3ヶ月くらいしか付き合ってないけど…」


そういうと、少し落ち着いたあすみは顔をあげて真っ赤になった目をタオルでおさえながら静かに話はじめた。