「お前、今日だろ?」

「ああ。」

「…頑張れよ、優花を助けられんのはお前だけだ。」
急にこいつはどうしたんだ?
いつものこいつらしくないな。
でも、こいつの言葉に救われた気がする。

「翔平…ありがとな。」
そう言って肩を叩くと
「べ、別にそんなんじゃねーからなっ!
お前を心配なんて…してねーんだからなっ!」
「はいはい。笑」

俺はこいつが親友で良かったと思う。
こいつがいなかったら、今の俺はいなかった。
こいつがいたから今は優花の隣にいれる。