聞き終えた俺は衝撃過ぎて混乱した。

「…は？嘘だろ？
何言ってんだよ！そんなはずねーだろ！」
俺は翔平の胸ぐらを掴んで壁に押し付けた。
「そんな事俺に言われても困るよ…」

「…なあ！嘘だって言ってくれよ！
あいつが…あいつが病気…？
ふざけた事言ってんじゃねえよ！」

「…は？蓮、お前そんな取り乱してどうしたんだよ？」
…俺にも分からねえんだ。
なんで、俺様があいつの事なんかで、こんなに取り乱してんのか。