そして今日もこいつは倒れた。
だから、俺はある決断を下した。

―それは―

"手術させること"

それ以外にもう方法はないと思った。
このままだったら、こいつを守れずに死んじまうと思った。

俺はこいつを失いたくない。
こいつだけは守り抜きたい。
そう強く思った。

俺にとって、こいつはかけがえのない宝物。

こいつを失うのが怖い。