急に苦しそうな咳をしたかと思うと、意識がなくなったりするんだ。

そのたびに俺は保健室に連れて行く。
そして目が覚めるまで、隣にいる。

目が覚めると、必ずこいつは
「…ごめんね…」
辛そうに、悲しそうに俺に謝ってくる。

そのたびに俺は
「大丈夫だから謝るなよ。俺がお前を守るから。」
それが俺達の最近の日常会話。