「そんなの…分かんないじゃない。」

「分かる。」

「どうしてそんな事が言えるのよ…何の確証があってそんな事…」

「だって、俺。お前と同じ血液型だから。」

「…なに言って…だって…私の血液型は珍しいんだよ?そんな簡単に見つからないって言われたのに…」

「ボンベイ型…だろ?」

「…え、そうだけど。」

「俺もボンベイ型なんだって。」

「じゃ、じゃあホントに…」

「ああ。」

「あたし生きれるって事?」

「当たり前だろ?」

「俺がお前を守る。」

「蓮…」