「色んな女の人に手出して…飽きたから今度は身近の私…っ…?」

「………」

「…ふざけないで…っ!!!」

「…がう…違う。」

「何が違うのよ…っ!!!」

「お前がいなくなってから気付いたんだよっ!!!!!」

「…え?」

「幼馴染みだと思ってた。幼馴染みだと思ってたのに…なのに…なのにお前の事が頭から離れねえーんだよ…っ!!!!!」

「…っ…」

「誰を抱いても何も感じなかったのによ…」

「そんなの…そんなの嘘よ…っ!!!!!」

「嘘じゃねえよっ!!!!!
俺だってこんなの初めてでどうしたらいいのかわかんねえんだよっ!!!!
でも、俺は汚れてる。だからお前を忘れなきゃと思って。なのに、忘れようとすれば忘れようとするほど、お前の事しか考えらんねえんだよ!!!!」

「…ずっと…だった。」

「…何だって?」

「あたしね、ずっとあんたが好きだった。」