俺の特等席にだれか座ってる・・・しかも。
あれはまさかの!?
「美南!?」
そう、そこに座っていたのは美南だった。
しかも思いっきり。寝てる。いや意識はあるけど
「おっキタキタwご飯一緒に食べよう♪忍も^^*」
そう笑いながらスカートをパンパンとはたく美南
忍はなぜだか知らないが止まってるてか停止?
「よし食おう!」
特等席に座り、弁当を広げた俺。
目の前には美南、まだ忍は固まったままだ。
「いっただきま~す」
パクッとご飯を食べた。
それをみて美南もご飯を食べだす。
忍はやっと動き出した。
そして俺の横にゆっくり座った。
「あは。あはは」
いきなり笑い出す忍、正直気持ちが悪い。
そんな忍を横目でみていたら
美南が忍に話しかけた。
「忍、久しぶりだねぇ。あっ、忍の好きなダシ巻き卵ががあるから
食べる?」
「あっはぃぃ!てかうん。」
そんな話を聞きながら俺は空を見上げた。
俺の日課だ。ここは空が綺麗に見える一番のところだからだ。
今日の空は、雲ひとつない晴天。
俺の大好きな空の模様だ。
ホッっと息をつきご飯を食べだす。
おっ、今日はたこさんウィンナーが。
てか俺小学生か!?
「亮?お~い。」
「うぇ!?たこさんウィンナーぁ!?」
「「は?」」
いきなり忍に話しかけられてびびり
今思っていたことを口に出してしまったおれ。
もちろん二人とも「はぁ?」って顔をして俺をみていた。
ふっ。っと笑い出す美南。
つられて大声で笑う忍。
俺は、きっと顔が真っ赤だろう…
なさけない俺。小学生以下だ…