そういいながら遠い目をする忍
忍は美南のファンらしいといってもあこがれだから恋じゃないとは言ってるけど本当かどうかはわからない
忍をちらっと見る
忍の後ろに何かが見えたそれが何かはわからなかったけど一応

「忍…前」

「は?」

美南の思いに浸っていた忍は前を向いた
と同時に

バンッ

「え゛」

俺の顔に黒板消しが当たった
幸いチョークの粉がついてるほうではなかったが
痛い…かなり痛い

「すっすまん植野っ
森本に当てるつもりが…」

そう謝る先生

「はぁ…?」
まぬけな返事をしてしまった俺。
今日は厄日のようだ