…おった!!
彼は、部屋の奥に座り…タオルで髪の毛をふいていた。
皆で楽しくゲームをしていると、勇心はいつの間にか周囲の盛り上げ役になっている。
夏子の上手い手回しにより、舞は勇心の隣に座ることができた。
何かと無邪気な顔で笑いかけてくる彼に、舞はドキドキし始める。

「そろそろ就寝時間やな? 先生にバレる前に帰らな。行こ、舞ちぃ」