「ううん。まぁ…楽しいし」
純子に指摘され、改めて気づく…面倒くさがり屋だった自分。
ここ最近、舞は勇心と一緒に仕事をすることが楽しくてたまらなかった。
密かに隠していた…胸の奥の1つの気持ちを、純子に話そうか話すまいか迷いだす。
「何よ? もじもじして…気持ち悪い」
少し頬を赤らめ…照れる彼女に、純子は眉をひそめ問いかけた。
「え?…へへっ」
口をフニフニと動かす舞。