「ほ…本当に…!?」


「うん」


「あ、ありがとうございます!!!」



ぱぁっと、明るい笑顔。



白い頬を紅く染めて、恋する女の子全開だ。



純粋な笑顔が眩しいくらいに俺に向けられる。




素直に、可愛い。




…って…なにドキドキしてんだよ、俺の心。




いいなぁ、瑞樹。



こんな子と両想いなんて…





…ま、当の本人たちは気付いてないようだけどな。