案の定、スリーなんて
届くわけなかった。

私は力いっぱい
投げたんだけど、
やっぱり無理だった。

しょうは、だっさ、
と言いながら
嬉しそうにボールを拾い
ひょい、と
リング下から
シュートを決めた。