あたしは、もう一度目をこすってから確認した。





間違いないよね?





段々実感がわいてきて、涙が溢れてきた。




そのときだった。






「なつみ!!」




あたしの肩を叩いたのは、一緒に受験を乗り越えた、あまねだった。






「あまねー!!あたし、受かった!!受かったよ!!」





あたしは思いっきりあまねに飛びついた。







「あたしも受かったよ~!!また同じ学校に通えるね。」







2人で泣きながら抱きあって喜んだ。







そのあと、すぐにあたしは大森に電話をかけて、泣きながら報告した。