大森のノロけ話を聞かせながら、あたしとあまねは学校に着いた。 「クラス分け、あそこに貼ってあるよ!!」 あまねの指差した先には、人だかり。 「わ~人いっぱいだね。」 人ごみが苦手なあたしは、少し怖気付きながらも、あまねの後ろにくっついていった。 人ごみを掻き分けて、貼紙の前まで行く。 鈴木夏美・・・鈴木夏美・・・ 「あった!!」