「はは!絵美の考えてる顔じゃないから大丈夫だよ!ただリンゴみたいに真っ赤だっただけ」
そう言って、まだ少し赤いあたしの頬をつつく沙希。
「ま、あたしはそんな顔も可愛いから好きだけどっ」
ふふっと楽しそうに笑い、またお弁当を食べ始める。
そんな沙希を見てあたしもうれしさに目を細めた。
ほんとに、あたしは沙希が大好きなんだなって思う。
小学生の頃からずっと一緒で、家も隣で。
ケンカもたくさんしたけどそのたびにすぐに仲直りをした。
今じゃなんだって言える親友。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…