―――その日私は
同じクラスの
美月と私の家にいた。
私と真樹のもう一人の親友だ。

美月はさばさばしているが恋愛になると乙女ですごく可愛い。

「美月〜もぉすぐ卒業だねぇ・・・やだなア
…」

――――卒業まであと3ヶ月。


そして……

「その前に受験だよー?だるっ(泣)」

――――受験まであと2ヶ月。

「美月わホントに東慶高校受けるのー??」

「東慶ぐらいだもーん!!私がいけるところ…。」
東慶高校は県下でも最低レベルの高校。
あんなバカな学校の男は大嫌い!!
女をナメすぎなのー!!

・・・・なんてこの時は思っていた。


「結花はいいよねっ!!学校なんて選び放題だし〜奏南行くんでしょー??」

奏南は一応進学校。(進学校の中では下の方だけどね。)

「奏南・・・だと思うよぉ。どこでもいいやあ〜。結局高校なんてどこ行っても一緒だよぉー!!」

、、、本当にそう思う。


「・・・・!!!ってもぉ9時じゃん!!私帰んなきゃ(汗)また怒られるじゃん」

美月はそう言ってせかせかと帰る準備を始める。
私はそんな美月を玄関まで見送った。

また明日ねー!!


―――――ガチャ