そして腕を掴んだまま話始める。


「那智、よく聞いて。」


改まってなにを…

…まさか、
まさか、ね?

うん、
そんなことあるわけない。

告白なんて。



どうせ、こんな真剣な雰囲気にしても大した話じゃないに決まってる。


…だって私達はただの幼なじみ。

そんな関係、
壊れないよ。


そう思ったのに。