「蒼のこと…好きだよ。でもそれは多分友達としてだと思う。」


「じゃあ、やっぱ「まだ続きがあるから。」



「でもね、これから私、蒼こと好きになる自信あるよ。…友達とか幼なじみじゃなくて、一人の男として。」



言ったあと恥ずかしさで顔が熱くなった。

自分で言ったことだけど、ほんとに恥ずかしい。



「だから、」



まだ言いたいことがあったのに、蒼に抱き寄せられてしまった。


…蒼の匂いがする。