今日までを振り返ると、語り尽くせないほど、色んなことがあった。
3年半分の…それ以上に感じる思い出たち。
振り返るとあっという間に感じる時間。
1つずつ挙げだすと、とてもキリがないけれど。
大人にみえて、臆病でこわがりなところも。
負けず嫌いなところも。
かっこつけたがりの頭でっかちで、無理しすぎて休みの日に体調をくずしがちなところも。
本当は、あまえたがりなところも、
あまえさせたがりなところも、全部。
私にだけ、みせてくれる弱さも、頼もしさも、知れば知るほど、愛おしくなった。
もっと知りたくなった。
…まるで、はじめて会った日から弾き続けてきた "2台のピアノのためのソナタ" のように。
どんどん味が出て、深みが増していく。
存在しない毎日、過去や未来、人生を、
とてもじゃないけれど、想像できないほど。
…それはきっと、緒斗くんも一緒だと。
ゆるぎない自信があるのは、
緒斗くんの、おかげなんだよ?