「今話した事は全部事実だから。 萌からしたら全部言い訳に聞こえるよな。 許してくれなくていいから、 嫌いならそれでいいから。 最後に聞いてほしい。 今まで不安にさせてごめん。 何もしてやれなくてごめん。 好きって言ってやれなくてごめん。 傷つけてごめん。 俺は萌が好きだ。 って、え!?」 あたしは好きだと言われた瞬間、 無意識に抱きついていた。