「どないしたん??
えらぁ、考え事してるみたいやけど…」
「えっ!?
何でわかったん!?」
うちまだ何も言うてへんのに!!
「ふふっ、眉間にシワよってる
昔から驪眞は大事な事とか考えるとき、自分でも気づかんうちに眉間にシワが入るんよ??」
「嘘っ!!」
「ホンマ
驪眞、私ん家寄らへん??
ケーキ作ったし、食べてかへん??」
「うん…」
茉李亜ん家に行く前に、荷物を家に置いて私服に着替えて行くことにした
──ガチャ
「ただいま~
ケーキ食べに、驪眞連れてきた」
「あら、いらっしゃい
久しぶりやね」
リビングから、茉李亜のおばさんが出てきた
「はい、お久しぶりです
遅い時間に、お邪魔します」
「そんなん、ええんよ
ケーキ部屋に持ってってあげるね」
ありがとうございます、と解釈して茉李亜の部屋にいった