そっから、なんや気まずくなって直感的に二人にしたらケンカしそうな雰囲気やったから、うちもナルオん家に行くはめになった

──ガチャ

「お邪魔しま~す♪」

この空気が嫌やから、さっきからわざと明るく振る舞ってる

「ナルオ、うちお茶でええよ♪」

ソファーに座ったうちは、笑顔でそう言った

「もてなせと??」

「イエス!!」

うちが、アホな事を言うたから少し空気が和らいだ

…ホンマ、さっきの会話何やったんやろ…??

にしても、うちの隣に座った俊亮さんはさっきから無言のまま…

「驪眞」

「は、はひ…!!」

急に名前を呼ばれたもんやから、噛んでまった…