「あの…」 3人で声のした方を振り向く。 すると、そこには… さっきの彼がいた。 ど、どうして!? あわあわする私を見て2人がニヤニヤしている。 「ほら、美夏!!」 ユリカがそう言って私を彼の前につきだした。 心臓が痛いほどうるさい。 きっと今あたし耳まで真っ赤だ。 そして、しばらくの沈黙の後、彼が少し照れながら言った。 「これ、俺のアドレスです。俺で良ければ仲良くしてください。」