そんな二人に見つめられる中、

「畠山君…これからよろしくね。」

と、美月ちゃんに両手を握られ、僕は緊張感がMAXになって、空を見上げた。


春間近なそよ風に舞う、早咲きの桜の花びらが舞っている…。