「えっ…あの…それ…有り得ない…。」

と、柚姫さんに抱き寄せられ、真っ赤になりながらも僕が否定した時、

「ちょっと…お姉ちゃんでもダメ!!」

と、美月ちゃんに僕は引き寄せられた。


その勢いが強く、僕は桜の木の根元に座り込む形になった。