1日が過ぎ、2日が過ぎ、 何日が過ぎてもメールは来ない。 不安になり、電話をしてみた。 すると、すぐに出た。 《もしもし?》 《あのさ、聞きたいことがあるんだ》 《何?》 心に刺さるような、"何?"だった。 それを聞いて、それだけを聞いて、 勝手に涙が出てきた。 《何?》 もう、その"何?"を言わないで...... 震えて声が出なかった。 そして沈黙が続いた。